国連安保理の議長国である中国の李保東国連大使は15日、ニューヨークの国連本部で、「安保理は16日、リビア上空に飛行禁止空域を設定するかどうかについて引き続き協議する」と述べました
李保東大使は、「レバノンのサラム国連大使は15日安保理で、リビア上空での飛行禁止空域の設定についての草案文書を配り、各理事国はこれについて初期的に協議をした。安保理が次の段階にどんな行動を取るかは理事国の協議結果、及び関連の行動がリビア情勢の早期安定や暴力行為の終止にプラスとなるどうかによって決められる」と述べました。
なお、アラブ連盟は12日カイロで、加盟国の外相が参加する緊急会議を開き、安保理がリビア上空に飛行禁止空域を設定するよう促すことを決めました。しかし、会議に参加した加盟国は飛行禁止空域の設定についてはまだ意見の食い違いがあるということです。(翻訳:玉華)国際・交流へ
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