第11期全国政治協商会議第4回会議が3日北京で開幕しました。賈慶林議長は全国政治協商会議常務委員会活動報告を行った際、「国民生活の問題は単に経済や社会の問題だけではなく、重大な政治問題でもある」と強調しました。

　賈議長は「政治協商会議は人を最優先とし、国民のために働く理念を固め、各委員が実情を視察し、現場に入り、大衆と連携して国民に有利になるよう勤め、豊かな生活が送れる政策を政府に建言することを奨励する」と指摘しました。

　また、賈議長は例を挙げて「保障性住宅の建設や義務教育のバランスのとれた発展の促進、医療保険制度の改善などの国民生活問題について、政治協商会議は現地での調査活動と視察、建言の活動を行った。西南部の干ばつ被害や一部地域の洪水災害、青海玉樹での地震被害などの重大な自然災害に直面した際、政治協商会議の各級代表は緊急対応活動を行った」と述べました。（万、小野）