第11期全国政治協商会議第4回会議が3日北京で開幕しました。賈慶林議長は開幕式で、「祖国統一と民族の復興には、大陸同胞の努力が必要であり、香港、マカオと台湾同胞、及び海外の中国人の力も必要だ」と強調しました。

　賈慶林議長は全国政治協商会議常務委員会活動報告を行った際、「断固として『一国二制度』、『香港人による香港統治』、『マカオ人によるマカオ統治』と高度な自治を堅持すると共に、香港とマカオの特別行政区政府の法に基づく施政を支持し、香港やマカオと大陸との経済協力を促進していく。また、香港とマカオの委員が経済や政治、社会事務の中で果たす積極的な役割を励ましていく」と述べました。

　両岸関係について、賈慶林議長は「『平和統一、一国二制度』の方針を堅持し、両岸関係の平和と発展というテーマに沿って、政治協商会議の委員と台湾の民意を代表する人々との交流を推進していく。また、台湾の各党派、団体、社会組織、各界人士、一般市民との往来を拡大し、積極的に両岸の経済協力枠組協定の実施を推進し、さらに両岸の経済や文化の交流と協力を広めていく」と語りました。（翻訳：Katsu　チェック：小野）