第11回中国・日本戦略対話が28日、東京で開かれました。

　対話には、中国の張志軍外務次官と日本の佐々江賢一郎外務事務次官が出席しました。

　双方は両国関係に関わる大きな問題をめぐり、突っ込んだ意見交換を行い、政治的相互信頼と各分野での協力を深め、互いの国民感情を改善させ、デリケートな問題を適切に処理し、来年の国交正常化40周年のための雰囲気作りを行うことで合意しました。

　双方はまた「去年、両国の指導者が行った接触は両国関係の改善を推進した。今年は中日関係にとって極めて重要な一年だ。両国政府は指導者間の共通認識を着実に履行し、中日関係を安定的に前進させていくべきだ」との見方で一致しました。（ジョウ＆吉田）