25日朝2時15分と午前9時25分、在リビア中国公民450人を乗せた中国政府のチャーター機2便が相次いで北京空港に到着しました。これと同時に、中国政府は外国船舶を借りて在リビア中国人を迎える計画も進めています。
エジプト駐在中国大使館によりますと、25日夜までに、731人のリビア駐在中国系企業の駐在員はリビアとエジプトの国境を経由して、陸路からエジプトに撤退しました。この中の455人はすでに中国政府のチャーター便、もしくは外国の航空会社の便で帰国しました。
一方、エジプト駐在中国大使館がチャーターした客船2隻も25日、相次いでリビアのベンガジ港に到着し、現地で足止めされている中国公民のギリシャクレタ島への輸送に当たっています。クレタ島ではすでに撤退した中国人4200人が帰国のチャーター便を待っています。
24日夜、チュニジアとリビアの国境線のリビア側で足止めされていた中国人はすべてチュニジア国内に撤退しました。
関係筋によりますと、中国南方航空は26日から、毎日大型ジャンボ機1便を出して、チュニジアへ中国人を迎えに行きます。
マルタ駐在の中国大使館が25日に明らかにしたところでは、同大使館はすでに客船4隻をチャーターして、リビアへ中国人の撤退のため向かわせています。このうち、2216人の中国人が搭乗している客船第一便は26日昼前後にマルタに到着します。
このほか、中国東方航空の旅客機2機も26日、マルタ入りするということです。(翻訳:Yan、小野) 国際・交流へ
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