国連人権理事会第15回特別会合は25日ジュネーブで決議の採択を行い、その後リビアの国連人権理事国の資格停止を国連総会に提案しました。これは国連人権理事会が2006年に設立されてから初めての理事国資格停止の提案となります。
この特別会合では、リビアの人権状況について検討し、リビアへ独立調査団を派遣することに一致して同意しました。
決議はリビア当局が責任を負い、住民の安全を確実に確保し、国際人権機関と人道主義組織がリビアに自由に入れることを保障するよう呼びかけています。
会合では、イギリスやフランス、ベルギーなど欧州の国はリビアの人権理事国の資格停止を国連に提出するよう人権理事会に要望しました。アンゴラやキューバなどの国はリビアの関係各方面と対話を行い、外国の干渉がない状況の下で、リビア人民による自らの問題解決を主張しました。
また、中国、ハンガリーの代表、EU・欧州連合とバングラデシュなどの国はリビアに在住する自国の同胞の安全と合法的な権益の保障を促しました。(翻訳:董燕華)
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