新聞「上海証券報」によりますと、16日、北京と上海の人民代表大会と政治協商会議の両会議で、政府活動報告がそれぞれ公表されました。それによれば、両市はいずれもGDPの成長指標を弱化し、経済構造の調整のほか、「第12次5ヶ年計画」期間中の経済成長率を約8%に下げ、「第11次5ヶ年計画」期間中より1ポイント落としています。
これは、地方政府が経済成長の指標を徐々に弱化させ、活動の重点を商品などの品質と成果や効率の向上に置いたことを物語っています。
北京市の郭金龍市長は、その報告で「発展速度を落とすことは構造の調整にプラスとなる」と述べました。また上海市の韓正市長は、その報告で「上海ではこれまで20年にわたる経済の急成長の末、投資によって経済成長をけん引していくというモデルを継続させることは難しくなり、経済成長のモデルを転換することはいまの急務となってきている」としています。(翻訳:玉華)暮らし・経済へ
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