中国西南部の広西チワン族自治区は、13日に、「2010年、自治区内の大手工業の収益は去年同期より23.7％増え、3009億93万元に達した。この増加幅と成長速度は重慶、天津と並び全国のトップとなった」と発表しました。

　これは、広西チワン族自治区の工業・情報化委員会が明らかにしたものです。ここ数年、広西は、中国と東南アジア諸国連合との協力深化、広西北部湾（キントン湾）経済区の国家戦略へのグレードアップ、西部大開発などのチャンスを活用して、経済が好調となっています。

　同区の工業・情報化委員会の任束華主任は「今年はより工業成長の質と効果に注視する。技術改造と自主開発、伝統的な産業のイノベーションと新興産業の支援などに力を入れて、工業と経済の良好かつ快速的な発展を図っていく」と述べました。（朱丹陽）

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