国連のパン・ギムン事務総長は28日声明を発表し、スーダン政府とダルフール地区の反政府武装勢力が即時停戦を実現し、紛争解決の徹底策として和平枠組み合意を目指した交渉を直ちに始めるよう呼びかけました。
パン・ギムン事務総長は声明の中で「ダルフールで続いている武力衝突が招いた悲惨な結果を無視することはできない。スーダン政府と反政府武装勢力『正義と平等運動』(JEM)は共に歩み寄り、数日以内に停戦するべきだ」とした上で、敵対行為は和平プロセスを乱し影響を与えると双方に指摘しました。
ダルフール地区はスーダンの西部にあり、経済発展が比較的遅れています。「正義と平等運動」(JEM)と「スーダン解放運動」(SLM)という二つの武装勢力は長年来、反政府武装活動を展開しており、ダルフールの自治を求めています。(翻訳:KH)国際・交流へ
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