国家統計局の馬建堂局長は20日、「去年、中国の経済成長率は一昨年より10.3%増加した。CPI・消費者物価指数の上昇率は3.3%で、特に12月は4.6%だった。また、小売総額は前年より18.4%増の15兆4554億元に達した。物価要素を除いた実質成長率は14.8%で、そのうち、ジュエリー、家具、自動車、家電製品の伸びが比較的速い」と発表しました。

　馬建堂局長は「去年は国際金融危機に対応した成果が固められ、国民経済の運行は全般的に良好だった。現在、国民経済は回復から安定した成長に移る重要な時期に来ているため、積極的な財政政策と安定した通貨政策の実施が必要となる。また、経済構造の調整促進、自主開発の強化、省エネと排出量削減や民生改善などに力を入れるべきだ」と強調しました。（朱丹陽）

暮らし・経済へ