中国社会科学院が12日、北京で「アジア太平洋青書:アジア太平洋地区発展報告(2011)」を発表し、「中国はアジアの自主成長をリードするポテンシャルがある」と指摘しました。
青書は、「中国は人口の優位、技術の後発性があるほか、制度改革から生まれる成長潜在力もあるため、政策がうまく行くならば、今後かなり長い期間にわたって、世界経済の成長を引き続き牽引していける」としています。
また、「リーマンショック後、アジアの発展途上国は自らの政策調整によりいち速く力強い経済の再生を実現した。中でも、中国の伸びが最も顕著だ。中国の経済成長は、ある程度、周辺国の対中国輸出を牽引し、これらの国々の経済再生と今後のスピードアップを速めていくことができる」と見ています。
さらに、「中国経済は今後も高度成長を継続させたければ、相応の転換が不可欠だ。経済のモデルチェンジの成功があって初めて、中国は自主的に持続可能な成長の道を歩むことが可能になる」ということです。(翻訳:Yan、Kokusei)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |