中国の胡錦涛国家主席は米国のオバマ大統領の招きに応じて、1月18日から21日にかけてアメリカを正式訪問します。中国の専門家らは胡錦涛主席の訪米で中米関係を新たな段階に引き上げるだろうと見ています。
アメリカ駐在中国大使館の元大使で、ボオア・アジアフォーラムの周文重事務局長は、21世紀の次の10年間、中米関係の主流が協力であると楽観視しており、「中米は互いに2番目の貿易パートナーである。中国は米国にとって一番早く成長している輸出市場である。米国が中国から輸入した商品のほとんどは米国の商品と直接的な競争関係にはなっていない。その一方、米国民は、中国の輸入品から大きな利益を得ており、インフレの抑制にも役立っている」と述べました。
中国軍縮協会の馬振岡会長は、「中米両国はテロ反対、核拡散の防止、平和維持活動、海賊撲滅、災害援助などにおいて良好な協力を展開しているが、米国の一部の動きは中国の利益を脅かしている。その中で一番目立っている問題は台湾への武器売却である。中米間の真の戦略的相互信頼にとって、安全が一番重要な要素である」と見ています。(翻訳:KH)
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