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  中米、両軍の意見の食い違いの排除に努力

2011-01-12 14:32:24     cri    

 アメリカのゲーツ国防長官は12日、中国の公式訪問を終えました。中国国防省外事弁公室の関友飛副主任は記者のインタビューに答えた際、「中米両軍は共に努力し、共通利益を拡大していく。互いの核心利益と関心をよせる問題に注目し、矛盾と意見の食い違いをなくし、両軍関係が健全かつ、安定した道に沿って発展していくことを保障すべきだ」と述べました。

 関友飛副主任は、今回のゲーツ国防長官訪問の成果に触れた際、「双方は両軍関係の安定した発展に努め、効果的な措置を講じて、相手国の主権安全、領土保全を尊重する責任と義務がある。また、戦略的な相互信頼を深め、共通利益を拡大し、誤解と誤った判断を避けなければならない。双方は、国防事務交渉、国防省会談、中米海上軍事安全交渉メカニズムが今後の両軍対話の重要なルートだと認識している。また、共同活動グループを設置し、両軍関係の発展を指導するための、原則およびその枠組について研究をすすめることに合意した」と述べました。

 また、朝鮮半島の情勢について、関友飛副主任は、「双方は幅広く討議し、意思の疎通を一段と強化し、共に努力して、関係方面の対話を促進し、半島の平和と安定を維持していく必要があると認めた」と述べました。

 更に台湾への武器売却については「中米間の敏感な問題であり、両軍関係の幾たびの起伏はこれに関わっている。アメリカ側も、この問題が中国が関心を寄せている敏感な問題であることを認識している」とした上で、アメリカが勇気を持って、中米両軍関係を妨げる障害を排除する措置を取るよう希望しました。

 更に、「中国の戦闘機『殲20』の試験飛行はゲーツ国防長官の中国訪問に対するものだ」と言われていることを受けて、

 「これはいかなる国に対するものではなく、今回のゲーツ国防長官の訪中に対するものでもない。これは定例のものだ。中国は終始、平和発展の道を歩み、断固として防御のための国防政策を実施し、永遠に覇を唱えず、軍事拡張と軍事競争を進めず、いかなる国に対しても脅威にならない」と述べました。(翻訳:董燕華)

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