6日に開かれた「2011年全国衛生活動会議」によりますと、「第 11 次5ヵ年計画」期間に政府の医療衛生えの支出が最も速く増えたということです。2009年の各級政府の医療衛生への支出総額は2005年の3倍となりました。同時に、個人の支出が支出総額に占める割合は14%減少しています。
陳竺衛生相は会議で「2009年における各級政府の医療衛生への支出総額は4685億元(約5兆9千億円)にのぼり、2005年はわずか1552億元(約1兆9千億円)であった」と述べました。
これと同時に、医療衛生への支出の構成も大きく変化しました。2005年における個人の支出は支出総額の52%を占めましたが、2009年には38%まで下がりました。個人支出の急速な増加も更に抑制されました。
陳竺衛生相は「『第 12次5ヵ年計画』期間に、中国は政府の支出と社会からの支出が支出総額に占める割合は引き続き拡大させ、個人の支出の割合を30%まで縮小する計画である」と語りました。
政府の医療衛生への支出増加に伴い、国民はより多くの健康上の利点を得ています。2005年と比べると、2009年の全国の受診・急診患者数は34%増加し、入院患者数は84.5%増となりました。(翻訳:陳博)
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