胡錦涛国家主席は電報の中で、「2010年において、両国の戦略協力パートナーシップは良好な発展の勢いを維持してきた。2011年は両国関係の発展において重要な意味を持つ一年であり、中国はロシアと共に、『中露善隣友好条約』締結10周年を契機として、条約の原則と精神を堅持し、条約で約束した両国の世世代々の友好という平和理念を提唱し、各分野における両国の実務的な協力関係を全面的に推進した上で、両国の戦略協力パートナーシップを一層強化し、両国関係の更なる発展を促進していきたい」としています。

　これに対してメドべージェフ大統領は、「ロシアは今後とも、中国と共にこれまで両国の友好が収めた成果を踏まえて、両国の政治上の相互信頼を深め、互恵関係を強化し、各分野における両国の実務的な協力関係を強化していきたい」とした上で、「ロシアは、中国と共に両国の世世代々の友好という平和理念を提唱し、両国の実務的な協力と両国の友好を新しい発展の段階に推し進めていく考えである」との期待も語りました。（翻訳：トウ　徳花）