インドの自主研究開発による高空気球レーダーのテストが、28日、成功しました。空中での警戒ができる、このレーダーによって、インド空軍の防衛能力は、大幅に高まります。
この気球レーダーは重さ300キロで、気球内部にはヘリウムガスが入っています。気球に装備された種々の電子探査装置を通して、100キロメートル以内の空域と地上の監視ができ、しかも、回収して繰り返し利用が可能です。このレーダーはインド大気輸送開発機関が開発製造し、インド空軍の警戒予知能力向上計画の一環となっています。
インド空軍は、高空気球レーダーと警戒予知レーダーを利用して、空域と地上の監視、情報収集や通信、無線通話設備などを含む総合的な警戒システムを構築する予定だということです。(2010/12/29 翻訳:yin)
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