北京市には現在、10万人の慢性病患者の世帯に科学的な食事と運動を指導できる家庭健康管理員がいます。訓練の受講者には患者の子供やパートナーなどが含まれます。北京市衛生局は昨日、「5年間を利用して、無料で10万人の家庭健康管理員を育成する」と発表しました。
去年の衛生白書によると、北京市における18-79歳の高血圧・糖尿病などの慢性病患者数は中国全国の平均(8.6%)より高く、30.3%に達しており、都市部でも郊外においても、急速な成長を示しています。また、不合理な食事、肥満、運動不足、喫煙、飲みすぎなども、北京市民の健康に影響していることが明らかになっています。
北京市衛生局の責任者は、「家族は同じ遺伝背景を持ち、同様の生活習慣があるため、家族の中で慢性病が多発する現象がよく見られる」と述べました。2007年以降、北京市団地衛生局は都市部の8つの地域で慢性病を防止するための「一万人家庭健康管理員育成計画」を実施しています。今年までに、全市ですでに10.5万人の家庭健康管理員を育成しました。(オウギ/中原)
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