一部のイラク国民は「制裁解除は、イラクの完全な主権回復や前政権による悪影響の解消にプラスとなる。しかし、関連国は、イラク制裁及びアメリカのイラク戦争によって、イラク人にもたらされた巨大な損失を埋め合わせるべきである」と強調しています。

　なお、国連安保理は15日3つの決議を採択しました。まず、大量破壊兵器・ミサイル・民生用核開発での制裁を解除したほか、石油・食料の交換制度の撤廃、イラク復興開発基金の来年６月末での廃止を、それぞれ決定しました。（翻訳：コオリ・ミン）

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