中国の軍人と市民5000人が13日、中国侵略日本軍による南京大虐殺の記念館「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」の追悼広場に集まり、南京大虐殺で犠牲した同胞30万人を悼むと共に、世界の平和を祈りました。
30万人の同胞が犠牲となった南京大虐殺が13日、73年目を迎えます。記念館の広場には5000人近くの市民らが、雨の中で犠牲となった同胞に黙とうを捧げ、防空警報や汽笛なども同時に鳴りました。記念活動には生存者およそ20人も参加しました。
江蘇省政治協商会議の張九漢副議長は記念式典での演説で、「歴史を振り返り、犠牲となった同胞を悼むことは、子孫の警戒と励ましのためであり、また歴史を鑑みて悲劇が繰り返されないようにするためでもある」とした上で、「事実が表しているように、中日両国が平和、友好、協力の道を歩むことは、両国国民の根本的な利益に符合している。双方は、戦略的互恵パートナーシップが健全かつ安定した軌道を進んでいくことに力を入れるべきだ」と強調しました。(朱丹陽)暮らし・経済へ
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