中国商務省によりますと、今月15日から21日までの1週間で、18種類の野菜の平均卸売り価格はその前の週と比べて2.6%下がりました。また、大豆、穀物などの価格も1ヶ月前より低下しました。
分析筋は、「全世界の通貨流動性が過剰になり、一部の農産物の供給が不足し、今年7月以来、中国の農産物の価格は絶えず上昇してきた。現在、市場や規制政策が作用し、一部の農産物の価格は下がっている。中央銀行が11日に金利を2回引き上げたことも、国内通貨市場の流動性を一層引き締めた」と述べました。
また中国流通生産力促進センターの関係者は、「農産物の価格の低下は国際と国内の先物市場の大豆と大豆油の価格の低下や、国の物価安定政策の影響によるものだ。国の物価安定措置が一層実施されるにつれ、食糧と油の価格は安定し、一部の野菜と果物などの価格はさらに下がる見込みだ」と述べました。(翻訳:玉華)
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