中国知的財産権局の田力普局長は22日、外国から「中国の高速鉄道技術は他国の技術を剽窃したものだ」と指摘されていることに対して、「事実と違う」と反駁しました。
田局長は「中国はドイツ、日本、フランス、カナダから高速鉄道の技術を導入した際、国際的なルールにしたがって知的財産権を利用するための費用を払った。他国の技術を消化した上で、自国の状況に合わせて新たなものを開発することが、先進国には許されるのに、中国にはだめだというのはなぜだ」と反問した上で、「山間部で高速鉄道を建設することは、今のところ中国にしかできない」と強調しました。
中国四川省の成都と貴州省の貴陽を結び、世界では初の山間部を走る高速鉄道の建設工事が今年11月末から12月初めに始まる予定です。(鵬)
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