上海―杭州間の高速鉄道が26日、正式に運行を開始しました。これにより、中国の高速鉄道の総運行距離は7431キロとなり、世界1位になりました。

　上海と杭州を結ぶ高速鉄道は運行距離202キロ、時速350キロで、上海市の閔行、松江、金山区、浙江省の嘉興、杭州市などに9つの駅が設けられています。

　上海―杭州間の高速鉄道は2009年2月26日に着工し、2010年9月1日から全線で試運転を行ってきました。

　長江デルタ地帯は現在、中国で経済成長が最も速く、経済規模が最大で、最も潜在力がある地域であり、経済の域内波及効果が目立ち、人口の移動も年々増えています。2010年の年間乗客数はのべ30億5000万人、2020年には55億人になると予測されています。（翻訳：ヒガシ）