スクリーン数がますます増え、映画1本あたりの興行収入が日増しに成長を遂げるに伴い、中国は2011年に世界第2の映画市場になる見通しです。
これは、中国の大手映画制作会社・中国電影グループの韓三平会長が13日に明らかにしたものです。韓会長は「今年の中国国内の興行収入は100億元で、世界第6位となる見込みだ。来年はアメリカに次いで世界第2になる見通しだ」との見方を示しました。
この理由について、韓会長は「まずはスクリーン数の急速な増加にある。2009年9月には4700スクリーンだったが、今年7月は5300スクリーンに増え、年末には6000スクリーンを超える見込みだ。座席数も含めてみると、1日に3スクリーン、450席のペースで増えており、世界でも珍しい伸び幅だ」と説明しました。さらに、「都市部住民が映画館を訪れる頻度で見ると、日本や韓国などでは年に数回となっているのに対し、中国人は4年に1度に留まっていることから、大きな成長の空間が残されている」と話しました。(鵬)
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