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 シンガポール、鄧小平記念碑を建造

2010-11-15 15:11:28     cri    
 シンガポールを訪問中の習近平国家副主席は14日夜、シンガポールのリー・クアンユー顧問相と共にシンガポール川の畔で開かれた鄧小平氏記念碑の除幕式典に出席し、両国の友好の立役者である鄧小平氏を記念しました。

 シンガポール川はシンガポール市を流れる川で、シンガポールの「生命の川」と呼ばれています。

 32年前の1978年11月、中国の改革開放の指導者である鄧小平氏がシンガポールを訪問し、両国の正式な交流に向けてのドアを開き、当時のシンガポールのリー・クアンユー首相と会談を行いました。両国の国交樹立は1990年10月になりましたが、1978年の訪問は両国関係のその後の発展に堅固な基礎を築きました。リー・クアンユー顧問相と会談した際、習近平国家副主席は「リー・クアンユー顧問相は中国とシンガポール関係の開拓者であると同時に創始者でもあり、両国関係の発展のために大きく貢献した」とした上で、「鄧小平氏は幾度なく中国がシンガポールを学ぶ必要があるものとして語っていた。シンガポールは長期にわたって、中国の改革開放と現代化に積極的に参与し、支援しており、多くの方面におけるシンガポールの経験は中国の改革の発展における難題の解決に当たって有益な参考となった。国交樹立20年来、両国のハイレベル交流が頻繁に行われ、各分野における交流と協力は全面的に発展され、双方の貿易額は国交樹立当初の28億ドルから2009年には478億ドルに達している。国交樹立20週年を記念するため、シンガポールの呼びかけの元、両国は鄧小平記念碑を共に建造した」と述べました。

 除幕式典ではシンガポール国家文物局の許通美局長も除幕式典で挨拶を行い、「鄧小平氏は中国の経済改革計画の創始者であり、中国を世界に向けて開放した指導者でもある。中国の過去30年間における輝かしい成果は同氏の功績と密接に係わる。彼は両国の密接且つ友好な関係を築くために大きく貢献した」と述べました。

 また、リー・クアンユー顧問相は「両国の国交樹立20周年という重要な時期に、習近平国家副主席がシンガポールを訪れたことは両国関係の発展を力強く後押しするだろう」と述べました。

 これに対し、習近平国家副主席は「中国はシンガポールと共に両国の政治的信頼、実務協力、政策面における交流を強化し、両国の共同利益を維持するよう願っている」と述べました。(翻訳:HUANGJING) 

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