シンガポールを訪問中の習近平国家副主席は14日、「中国側はシンガポールと共に両国の国交樹立20周年を契機として、双方の友好な互恵協力を絶えず拡大し、両国関係の全面的且つ健全な発展を後押しするよう希望する」と述べました。
これは習近平国家副主席が同日、シンガポールの黄根成副首相と会談を行った際に明らかにしたものです。会議の席で習国家副主席は「中国とシンガポール両国間における副首相レベルの3つの協力メカニズムの下、双方のハイテクノロジーなどの重要分野における協力は急速な進展を遂げている。両国間協力連合委員会というメカニズムを通じて、両国の各分野における協力への支援と指導を一層強化し、相互利益を実現する」と述べました。
習近平国家副主席は「先ごろ開催された中国共産党第17期中央委員会第5回全体会議では、今後5年間の中国の発展計画を打ち出しており、第12期5カ年計画は中国とシンガポールの互恵協力を一層強化させるに当たって、多くのチャンスと空間を提供するものである。中国の発展と繁栄はアジアおよび世界の発展と繁栄により大きく貢献することとなる」との考えを示しました。
これに対し、黄根成副首相は「シンガポールは中国と共に交流と協力を一層強化し、両国関係を新たな段階へとまい進させるようと願っている」と述べました。(翻訳:huangjing)
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