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 <胡主席歴訪>全面的な戦略パートナー関係を推進

2010-11-07 16:11:08     cri    

 ポルトガルを訪れた中国の胡錦涛国家主席は6日リスボンで、カバコシルバ大統領と会談し、双方は両国の全面的な戦略的パートナーシップを全面的に発展させていくことに同意しました。

 胡主席は、「中国とポルトガルは根本的な利害衝突がなく、両国民は友好的に付き合い、両国関係は順調に発展してきた」と述べた上で、さらに、両国の全面的な戦略パートナーシップの推進について4つの提案を行いました。一つは、政治的な相互信頼を強化し、戦略的協力を推進し、ハイレベル交流を維持し、両国政府、立法機関、政党の対話と協力を強化させていくことです。2つ目は、経済貿易分野における実務的な協力を進め、2015年までに両国間の貿易額の2倍増を目指す。そして、第3国との協力を共に検討し、ポルトガル語圏諸国の経済貿易協力フォーラムを通じて中国とポルトガル、及びポルトガル語圏諸国との協力を深めていくことです。3つ目は、人的交流を拡大することです。4つ目は、国連など多国間機構における両国の意志疎通と協調を強化し、世界経済回復の推進などホットな問題についての協議を重ねていくことです。

 カバコシルバ大統領は、中国が世界金融危機に対処し、世界経済回復の推進に寄与したことを高く評価しました。また、両国間の貿易と投資を拡大し、各分野における実務的な協力をさらに深めていくことを希望しました。さらに、「ポルトガルは、中国が国際通貨システムの改革などの問題でより大きな役割を果たすことを期待し、国連安保理非常任理事国に選ばれたことを契機に、中国との意志疎通と協調を強化し、さまざまな国際的な課題に対処して行きたい。また、欧州と中国との関係を発展させていくために今後も重要な役割を果たしていくことを希望する」と述べました。(翻訳:董燕華)

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