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 2010年楊凌国際農業科学技術シンポジウム、開催

2010-11-02 15:22:18     cri    

 「干ばつ地域の農業発展」をテーマにした2010年楊凌国際農業科学技術シンポジウムが1日、陝西省の楊凌で行われました。

 シンポジウムでは、干ばつ多発地域における農業の持続可能な発展を推進させるため、各国の農業研究機関の専門家が干ばつ発生時に、農業資源をいかに効果的に利用し、管理することについて幅広く討議しました。

 現在、世界では3分の2の人口が世界の土地の38%を占める干ばつ多発地域で暮らしています。中国の呉徳剛教育相補佐はシンポジウムで講演し、「干ばつ多発地域で農業を持続可能に発展させることはきわめて重要だ。これを重視することは農業行政管理機関だけの任務ではなく、農業技術と教育の発展にとって新しいチャレンジとなる。世界の農業と農村経済の持続可能な発展にとって農業や農村経済の構造を調整し、干ばつ多発地区の農業を大いに発展させることは非常に重要である。長い間、われわれは関係諸国や国際組織との農業教育及び技術革新などの分野における協力と交流を非常に重視してきた。これは中国の農業科学教育の全般的レベルを高めただけではなく、農業の成長と農民の増収を大きく促した」と述べました。

 また、カナダ農業・農業食品省の首席科学者イボン氏はその講演で、「われわれは国際的な協力戦略を制定し、科学研究を急速に推進し、協力に参加する各方面に利益をもたらすべきだ」と述べました。

 今回のシンポジウムには、アメリカやカナダ、ドイツ、オーストラリア、日本、韓国など12の国から100人余りの専門家が出席しました。(翻訳:董燕華)

 

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