韓国統一省は18日、「哨戒船『チョンアン』号沈没事件以来中断された韓国と朝鮮の民間航空管制通信網の直通電話回線をこの日再開した」と発表しました。

　韓国メディアによりますと、民間航空の直通電話回線の再開は主に、朝鮮上空の飛行情報区域を経由する外国航空会社飛行機を対象としたもので、韓国飛行機の朝鮮上空経由が依然として禁止されています。

　朝韓双方の協議に基いて、飛行機が相手国の飛行情報区域を経由する際、管制通信網を利用して、相手に関連情報を提供する必要があります。現在、朝韓の間には地上通信網が2本、衛星補助通信網が1本あります。「チョンアン」事件後、韓国が朝鮮への制裁を実施したため、朝鮮は一方的に地上通信網を中断しました。（翻訳：董燕華）