第２回アラブ―アフリカ首脳会議が10日午後、リビアのシルテで閉幕しました。アラブとアフリカの60以上の国が会議に参加しました。

　会議は、『2011－2016アラブ―アフリカ共同活動計画』、『アラブ―アフリカ災害対応基金の設立』及び『シルテ宣言』などの文書を調印しました。『シルテ宣言』によりますと、アフリカとアラブは協力レベルを高め、新たな戦略的パートナー関係を構築し、食糧問題を含む気候変動やエネルギーの価格変動などの問題を解決することで合意しました。

　このほか、会議に参加した各国の首脳は、「アラブとアフリカに対する核兵器と大量破壊兵器の脅威を防ぎ、あらゆるテロリズムと組織犯罪を非難する」と表明しました。（張）