温首相は「今年は中国イタリア国交樹立40周年に当たり、両国関係は良好な状態にある。これは双方が互いの重要な利益にかかわる問題においては互いに支持し合い、また、実務的姿態で互恵協力を進めた結果だ。中国とイタリアには多くの共同利益が存在し、根本的な利害の衝突がない。イタリア議会は中国全国人民代表大会との交流を強化させ、両国関係の持続的且つ安定した発展を促進してもらいたい」との考えを示しました。

　下院のフィーニ議長は「中国との関係を発展させることはイタリア各党派の共通認識と国民の願いである。イタリアは両国の各レベルでの交流を更に強化し、両国関係の発展を推進していきたい」との考えを示しました。

　上院のレナート・スキファーニ議長は「温首相の今回の訪問は成功を収め、両国関係を新たな段階に引き揚げた」とした上で、「中国は世界の金融危機に対応し、世界の平和と安定、発展のために重要な役割を果たしている。イタリアは両国の友好協力を更に強化し、両国と国民の共同利益を維持、促進していきたい」と述べました。（翻訳：huang jing）