ロシア外務省のグルシコ次官は2日、「ロシアはNATO・北大西洋条約機構と、強制力のある相互軍事制限協定に調印することを主張する」と述べました。
グルシコ次官は「NATOは、直面する脅威は主に南方からのものだと認める一方、ロシアに近いバルト海沿岸諸国やブルガリア、ルーマニアなどは、依然として軍事的なインフラ施設を強化している。ロシアは対話とロシアの安全利益を尊重する措置を通じて、これによって引き起こされた憂慮をなくすよう希望する」と述べました。
またグルシコ次官は、「ロシアは『ヨーロッパ通常戦力条約(CFE)』機構の再開を主張する。NATO加盟国は新加盟国に過大な軍事力を配備しないという義務を確実に履行すべきだ」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:大野)
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