中国とロシアの最大規模の協力プロジェクトである中国ロシア原油パイプラインの竣工式が27日、北京人民大会堂で行われ、中国の胡錦涛国家主席とロシアのメドベージェフ大統領が出席しました。
竣工式で、胡主席は挨拶し、「中ロ原油パイプラインの建設が順調に完成したのは、両国の互恵協力の良いモデルとなり、双方のエネルギー協力にとって一里塚となる。関係各方面は引き続き努力し、新たな成果を挙げ、中ロの戦略的協力パートナーシップの推進により一層寄与していくことを希望している」との考えを示しました。
これに対して、メドベージェフ大統領は「パイプラインの竣工は両国にとって重要なものである。これは、未来に向けたプロジェクトであり、互恵のプロジェクトでもある。この石油パイプラインは両国を密接に結び、社会経済発展における様々な問題を解決できる」と述べました。
中ロ原油パイプラインはロシア極東地域のアムル州スコギロディノ市と中国東北地方の大慶市を結び、全長は約1000キロ、うち927キロは中国領内、72キロはロシア領内を経由しています。計画によれば、年間の輸送量は1500万トンに達します。(万、大野)
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