国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長が24日、強い政治的意思を持って、多国間の軍縮プロセス推進で成果を収めるよう呼びかけました。

　潘基文事務総長は国連本部での軍縮問題ハイレベル会合で「世界範囲の核軍縮を実現させるため、ジュネーブ軍縮会合が停滞しているという状態を打開しなければならない」と述べました。

　中国の代表は「中国は軍縮会合の関連作業実施を一貫として支持し、これに積極的に参加していると共に、全面的かつバランスの取れた作業計画が制定され、『兵器用核分裂物質生産禁止（カットオフ）条約』交渉の早期開始を期待している」と述べました。

　一方、イラン外相は西側諸国がジュネーブ軍縮会合を妨げたと非難しました。（訳：FUYING）