17日夜、人質事件の調査委員会は調査報告書をフィリピンのベニグノ・アキノ（Benigno Aquino）大統領に提出しました。その後、大統領広報推進戦略企画局のカランダン長官は、「政府は報告書を公開する前、北京に行って中国政府と交渉する。大統領府は敏感なこの事件を慎重に取り扱いたい」と語りました。

　カランダン長官はさらに、「政府はフィリピンの中国大使館を通じて、調査報告書に対する非公式交渉を行う予定だ。このプロセスには長い時間を要さないだろう。また、アキノ大統領がアメリカ訪問を終えてから、フィリピン政府は高級代表団を派遣して、北京と香港に赴き、中国政府に正式な調査報告書を提出する」と語りました。（09/18　翻訳者：Lin　チェッカー：新出）