これは王岐山副首相が、北京を訪れたアメリカミズーリ州のバンド議員らと会談した際述べたものです。これについて王岐山副首相は「中国政府は、経済の安定的かつ比較的速い成長、経済構造の調整、インフレ予想の管理といった三者関係の処理に、努めていく」とした上で、「中米両国の経済関係は非常に密接であることから、連携してよりよい環境作りに取り組み、21世紀において積極的に協力する両国関係の構築を共同で推進していくべきだ。ミズーリ州と各分野での協力をより強化していきたい」と述べました。

　これに対して、アメリカの議員らは「米中関係は非常に重要だ。両国は共同で保護貿易主義に反対し、貿易の壁を確実に解消して、両国の貿易関係の推進に努めるべきだ」との見解を示しました。（朱丹陽）