(中国国家発展改革委員会の張平主任)
北京で開催中の第三回中日ハイレベル経済対話では、省エネ環境協力と気候変動における対応について、両国間で幅広い共通認識を形成することができました。28日午後、中国国家発展改革委員会の張平主任がメディアに対して明らかにしたものです。
張主任は、会議の場で、「中日両国は省エネ、環境保全分野における双方の協力を十分に肯定し、それを高く評価している」と紹介した上で、「これまで築いてきた省エネ、環境協力の土台を踏まえ、地球気候変動への対応というレベルで今後もさらなる協力推進をしていくよう期待する」と述べました。また、その具体的な協力策として、①中日環境省エネ総合フォーラムの継続、②協力プロジェクトの一層の推進、③人員交流の強化、④企業関係者、専門家による合同研究の実施を打ち出したということです。
張主任はまた、今回の対話で気候変動における政策交流と対話強化についても双方の合意を得たことを明らかにしました。
なお、中日省エネ環境総合フォーラムはこれまでに4回開催されました。全部で76のプロジェクトが調印され、全体的に良好な運営がされているということです。一方、中日双方の気候変動への対応に関する協力は、胡錦涛国家主席が2008年5月に訪日した際、双方による長期協力枠組みが調印されています。(王小燕)
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