深センは中国で最初に改革開放が行われた都市です。20世紀80年代前に、深センは小さな漁村に過ぎませんでした。1980年8月26日、第5期全国人民代表大会(全人代)常務委員会第15回会議において、広東省の深セン、珠海、スワトウ(汕頭)、福建省の厦門の4都市が国務院の決定により、経済特別区に指定されました。その後、数多くの若者たちは夢と希望を持って、中国各地から深センへ向かいました。こうして、深センは大量におしかけた外来人口によって、いわゆる移民都市となりました。
安子さんは早くから深センに来たいわゆる夢を追うものです。1984年、農村から深センに来た彼女は、工場やホテルの従事員をつとめ、また時間をみつけては、深セン大学で授業を受けました。この間、彼女は自分と周りの若者たちのアルバイトの体験や物語りなどをあつめ、「青春駅站――深センバイト者の肖像」という本を書きあげました。安子さんは「深センのような移民都市では、努力を続ければ、誰でも成功できる」と言いました。
深センは今、外来人口の一番多い都市です。最新データによりますと、現在深センの人口は846万人で、外来人口はその76%を占めています。
深センに移住した数多くの外来者にとって、深センは彼らが夢を追い、夢を実現する都市となっています。(翻訳:牟ケン チェック:国清)
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