国連安保理は25日に会議を開き、パン・ギムン事務総長が提案したソマリア海賊を拘束、起訴することが可能となる各方案について検討しました。
パン・ギムン事務総長はその講演で、「過去3年間にわたり、国際社会はソマリア海賊を取り締まるため、大いに協力行動を取った。しかし、この問題を効果的に解決するためには、海賊を拘束し、起訴する法律メカニズムを含む一連の措置を講じる必要がある。このため、安保理の決議に基き、国際法廷、地域法廷を設立することや、第3国でソマリア法廷を設置するなど6件の実施可能な方案を提案した」と述べました。
安保理はこの日、議長声明を採択し、パン・ギムン事務総長の講演を歓迎し、これらの方案が海賊拘束、起訴方案の策定にとってきわめて重要だ」と示しました。
国連の統計によりますと、今年、ソマリア海域で海賊行為が多発しており、1月から7月末までに、海賊が関った事件が139件に上ります。(翻訳:トウエンカ)
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