香港特別行政区政府は26日に、フィリピンの首都マニラで起きたバスジャック事件の犠牲者を追悼する式典を行いました。

　追悼式は、香港コンベンションセンター前の広場で行われました。現場には市民数百人が駆けつけ、3分間の黙とうを捧げました。また、香港にある全ての政府機関で半旗を掲げました。

　このほか、香港の18ヶ所に献花台が設けられ、事件翌日の24日から3日間にわたって、犠牲者を悼む市民らが訪れています。

　一方、25日のチャーター機で香港に戻った負傷者5人は、病院で治療を受けているということです。(鵬)