海峡両岸観光交流協会の邵琪偉会長は開幕式で、「台湾が大陸に観光市場を開放して以来、大陸からの観光客は急増した。今年は120万人が観光ツアーで台湾を訪れる見込みで、その他の交流イベントで台湾に向う人の数を加えれば150万人に上る見込みだ」と語りました。

　1987年大陸側が台湾同胞の受入れを許可して以来、2009年までにあわせて448万人が大陸を訪れています。邵琪偉会長は、「今回展示会で大陸は、自然、人文と観光資源を全面的に紹介している。環境資源のほか、海峡両岸の協力には、人文や芸術の分野で大きな交流のスペースがある」と語り、台湾観光客の大陸訪問に歓迎の意を表しました。

　新華社通信によりますと、今回の観光展は、海峡両岸観光交流会と台湾観光協会が共催したもので、16日まで行なわれ大陸の31の省と市が出展しています。（翻訳：イツゴウ）