ロシアのシュワロフ第一副首相は6日、ロシアのメディアの取材を受けた際、「ロシア政府は食糧の収穫状況によって輸出禁止令の実施期限を適切に調整していく」と述べました。
シュワロフ副首相は、「ロシアは世界と国内の食糧価格が上昇するのを望んでいない。しかし、政府の主な責任は国民への食糧供給を保障することだ。ロシアはこれまでの輸出契約を履行する」と述べました。
また、ロシアのタス通信は政府筋の話として、ロシア政府は10月1日までには禁止令の実施期限を調整しないことを明らかにしています。
なお、ロシアのプーチン首相は5日、ロシア政府が8月15日から12月31日までに食糧およびその製品の輸出を禁止すると発表しており、これにより、国際市場の小麦価格が高騰しています。(翻訳:玉華)
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