雲南省は28日、世界最大手の原子力発電建設会社広東核電集団との提携協定を結びました。今後、双方は協力して原子力、風力、太陽光、水力などのエネルギー発電とクリーンエネルギーを開発します。

　協定によりますと、年内に雲南省の玉渓市で10万キロワットの風力発電所を建設します。さらに、5年内に280万キロワットにのぼる風力発電の設備を完成させます。

　雲南省は、西部の電気を東部に送るプロジェクト「西電東送」の主要基地です。広東核電集団など大手クリーンエネルギー企業との連携で、省内の水力発電をはじめとするクリーンエネルギー事業を順調に進め、原子力発電や風力発電といった新しいエネルギー源とクリーンエネルギーの開発の環境も整備する見込みです。（朱丹陽）