地下鉄4号線全線の民用通信システム改造工事が15日に終了しました。これにより、地下鉄全線でチャイナ・ユニコム社（中国聯通）のW-CDMA（第3世代携帯電話の通信方式）携帯電話の受信が可能になりました。

　地下鉄4号線が開通した当初、受信可能な場所は各駅のホームと構内だけでしたが、今回の工事により、地下鉄トンネル内でも受信が可能となりました。

　モバイル通信設備を改造した他、各駅に2台の公衆電話を設置しました。特に、国家図書館駅と北京南駅にはインターネット利用可能な新型の液晶カラ−モニタ公衆電話が設けられました。乗客は地下鉄運行時間内、いつでもインターネットを使うことができます。（万、吉野）