上海万博の浦西会場には「生態の家」という施設があり、未来の生活に向けた様々な試みが紹介されています。
建物の屋上には太陽電池パネルや風力発電設備が設置されており、屋根は、部屋の照明と換気に太陽光と風力を最大限利用できるような構造となっています。また、保温や断熱のために、壁には穴の開いたレンガを使い、その外壁にツル性の植物を這わせています。
室内には、お茶汲みや子守りができるロボット、お年寄りのための遠隔診療システムのほか、家族に必要な食べ物を教えてくれる冷蔵庫も設置されています。
「生態の家」で利用されている技術のうち、30%は未来に向けて試験的に導入しているものですが、遠くない将来、一般家庭に普及することが期待されています。(鵬)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |