7月11日は21回目の世界人口デーです。今年のテーマは「一人一人が大切な人」で、上海万博国連館でシンポジウムが行われました。出席者は「精密な人口データは政策の策定や国民生活の改善にきわめて重要な役割を果たす」と強調しました。

　中国駐在国連人口基金代表のバーナード博士は「人は皆大切だ。これはすべての人を国勢調査に組み入れることを意味する。精密で、完全な人口データは政策の策定の基礎であり、これによってすべて人、特に、弱者が公共サービスを享受することを確保する」と述べました。

　中国はこれまでにない大規模な都市化の過程にあり、流動人口はすでに2億人を突破しました。中国国家統計局人口就業処の馮乃林処長は「今年11月から中国は第6回国勢調査を行う」と述べました。（翻訳：トウエンカ）