楊外相はヘイグ外相の就任後初の中国訪問に歓迎の意を示し、「イギリス新政府が執政後、両国のハイレベル往来が頻繁に行われ、新しい時期における中英関係に良好な局面を切り開いた。中国はイギリスと緊密に協力し、両国指導者が達成した共通認識を実施し、共に両国の全面的な戦略パートナシップを推進していきたい。双方は戦略的な立場から相互関係を認識し、対話メカニズムを十分に生かして、政治的信頼や各分野における実務的な協力を強化する。そして、経済貿易のレベルを向上させ、相互尊重の原則を踏まえて、意見の食い違いを適切に処理し、両国関係の基盤となる国民の友好を強化していくべきだ」と述べました。

　これに対し、ヘイグ外相は、「イギリス新政府はこれまでにない中国との良好な関係を発展させ、政策の持続性と一致を保っていく。そして、これまでの対中政策を基礎に両国の戦略的ナパートナシップを絶えず推進していく。台湾問題やチベット問題についても、これまでの政策を堅持し、チベットが中国領土の一部分であると認める。双方は、対話を通じて、意見の食い違いを適切に処理していく。また、世界の問題について意志の疎通を強化し、保護貿易主義への反対、経済貿易、教育、文化などの分野における実務的協力と共通利益の拡大、そして、経済成長を促進させる協力パートナシップを結んでいく」と述べました。（翻訳：トウエンカ）