中国人民解放軍の馬暁天副総参謀長は9日寧夏回族自治区で、中国軍とパキスタン軍が実務的な協力を深め、三つの勢力(民族分離勢力、過激宗教勢力、国際テロ勢力)と闘う能力を向上させることは地域の平和と安定、両国の繁栄発展の促進に有利だと示しました。
中国とパキスタンの対テロ合同軍事演習「友情2010」はこの日、寧夏回族自治区の青銅峡地域で終わりました。馬副総参謀長はその閉幕式に出席し、「三つの勢力がこの地域の安全と安定に深刻な脅威を与えている。両国の安全協力の強化はテロリズムへの対応能力を引き上げ、双方の共同利益を満たしている」と語りました。
また、「パキスタンは中国の友好隣国で、踏み込んだ協力パートナーである。各分野での両国の交流と実務的な協力は大きな成果を上げてきた。双方の確固たる友好関係は苦難の試練に耐えられる」と述べた上で、「合同軍事演習に参加した両国兵士は互いに学び、助け合い、共同の成長を通じて兄弟のような友誼を結んだ。この演習は両国の歴史的な友好の基礎を固め、両軍の交流内容を豊かなものにした」としました。(万、大野)
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