欧州議会は銀行業の冒険行為抑制、健全な発展の促進、金融危機の再発を防止のため、7日、法案を採択し、来年から銀行幹部の報奨金額を厳しく制限するほか、新しい銀行資本金要求を策定することに同意しました。

　この草案に基づいて、金融分野の不合理な報奨金の割合を縮小するため、報奨金も必ず給料と結びつけなければなりません。また、幹部は基本収入の半分を拠出して、「特殊資産」とし、銀行に問題が起きた時の救済に当てます。また、一時金の形で配る年金も「特殊資産」として、優れた銀行幹部にしか与えません。

　また、銀行に今後の証券取引における取引リスクを優先的に考慮させるため、より厳格な新しい銀行資本金の要求を打ち出すことになります。（翻訳：トウエンカ）