7月4日、人民ネットは山西省が、今年も大学入試の"状元"（成績最優秀者）及び成績ランキングの公表をしないことを受け、「人民調査欄」において"大学入試成績最優秀者の公表に賛成しますか"についてネット調査を行いました。5日0時までに、全部で1126人が投票し、その中、「反対する」が761票を数え、全投票数の67.6％を占めていたのに対し、「賛成する」人が220票に上り、全投票数の19.5％を占めています。このほか、「どちらでもよい」及び「その他」は145票で、12.9％を占めています。大部分のネットユーザーは成績最優秀者の公表について否定的な意見を持っていることが分かります。

　賛成派の見方として、「成績最優秀者の公表は、長年、勉強に励んできた学生の努力への評価と同時に、これから大学受験を控えている学生への激励にもなる」と主張しています。しかし、その一方で、過度な報道は悪影響をもたらしかねるため、それに歯止めをかけなければならない声があがっています。さらに、「中国は、科挙試験の時代から成績再優秀者（古代では「状元」という）を発表する習慣があった。今日において、このような意識は単なる盲目的な報道とあおりになっている。単一の評価はまさに受験教育の集中的な表れであり、私たちは、点数だけの成績最優秀者だけでなく、様々な分野における最優秀人な材を必要としている」という声もあります。（翻訳：松江、Yan、畠沢）