中国の映画監督フォン・シャオガン(馮小剛)の新作「唐山大地震」の試写会が先ごろ、北京で行われました。撮影前から「涙を誘う感動大作」と言われていたこの作品ですが、試写会では、まぶたを腫らし、壁に寄りかかってでないと歩けないほど大泣きした女性もいたということです。
業界では、興行収入は楽に2億元(約26億円)を超える見通しで、フォン監督が宣言した5億元(約65億円)も夢ではないと予想されています。
この映画は中国系カナダ人作家、張翎の小説「余震」を改編したもので、ストーリーは1976年7月28日に大地震が起きた中国河北省の唐山市を舞台に、地震発生時、息子と娘が共に瓦礫の中に閉じ込められた母親がどちらか1人しか救出できないという難しい選択に迫られる場面から展開されます。
「唐山大地震」は7月22日から中国で公開されます。(鵬)
写真は、映画のスチール。
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